Oracle WebCenter Analytics について

Oracle WebCenter(R) Analytics ("Analytics") は高度な使用追跡分析ツールです。 このポータル アドオン システムを使用すると、ポータルの投資収益（ROI）を評価したり、使用傾向を考慮に入れた将来の可能性を見きわめたりすることができます。 Analytics には以下のような優れた機能があります：

• 使用追跡メトリクス：Analytics はポータル エンジンに直接接続され、コミュニティ、ページ、ポートレット、コンテンツ アイテム、ドキュメント、Ensemble リソースなどのメトリクスを取得します。さらに、Analytics は検索クエリやログインなどのメトリクスも取得します。
• 動作追跡：Analytics は、ポータル使用時間やコミュニティ応答時間、コミュニティ アクセス数などの使用パターンを追跡します。
• ユーザー プロファイルとの関連付け：Analytics では、使用追跡レポートを表示したり、国名や勤務先、部署などのプロファイル データによってフィルタ処理を行ったりするために、メトリクス情報とユーザー プロファイル情報の関連付けを行います。
• カスタム イベント追跡ポータル管理者や開発者は、OpenUsage API を利用して、Analytics に送信されるカスタム ポータル イベントやポータル以外のイベントを登録することができます。イベントデータは Analytics データベースに保存されるので、後で検索してポータルまたはポータル以外のアプリケーションで表示することができます。

Analytics は、Oracle WebCenter Interaction とプラグ＆プレイできるようにデザインされています。 信頼性の高いポータル メッセージ バス（PMB）トランスポート プロトコルを使用して、低コスト、リアルタイムで情報が収集されます。レポートは、セキュアな接続またはセキュアでない接続によって、ポータルを介してリアルタイムで取得されます。 また、Analytics のスター スキーマ データベース手法により、膨大なポータル イベントの格納機能や高性能のレポート機能が確保されます。Analytics Administration を使うと、カスタム ポータルのイベントやポータル以外の イベントのデータを登録、保存し、ポータル以外のアプリケーションに報告することができます。