パーティション設定のページでは、Analytics レポートにアクセスできるデータパーティションの数を、ポータル管理者が指することができます。Analytics Engine は、アクセス可能なデータ パーティションを定期的にスキャンします。したがって、アクセスできるパーティションの数を必要最小限に限定すれば、システムのパフォーマンスをより細かく制御することができます。
Analytics のデータは、データベースの中では、月ごとのパーティションに分割されています。システムは、各月の初めに新しいパーティションを作成し、そのパーティションに、月末までの新しい Analytics データのすべてを保存します。
Analytics レポートからアクセス可能な月数を設定するには、スクロール ビュー ウィンドウを有効にしてから、月数を指定します。
注意: スクロール ビュー ウィンドウを有効にしていない場合には、Analytics レポートは、全パーティションのあらゆるデータにアクセスすることができます。
ユーザーは、全パーティションを視覚的に表現して、各パーティションが Analytics レポートから利用できるかどうか示すチャートをプレビューすることができます。
このトピックでは次の内容について説明します。
スクロール ビュー ウィンドウの概要
スクロール ビュー ウィンドウの設定
プレビュー
スクロール ビュー ウィンドウは、月ごとに変化する循環データベース ビューです。例えば、8 月 5 日にスクロール ビュー ウィンドウを有効にして、その大きさを 4 ヶ月に設定したと仮定します。この場合、以下のようなことが起こります。
設定 |
説明 |
スクロール ビュー ウィンドウを有効にする |
指定した月数のパーティションのデータを Analytics レポートで利用できるようにするには、このチェックボックスを選択します。このボックスは、デフォルトでは選択されていません。 |
スクロール ビュー ウィンドウのサイズ (月数) |
3 ~ 60 の数値 (月数) を入力します。スクロール ビュー ウィンドウのサイズに入りきらない月のパーティションのデータは、Analytics レポートからは利用できなくなります。 |
データベース中の各月のパーティションを視覚的に表示するには、[プレビュー] ボタンをクリックします。
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