役割の編集

役割エディタでは、ポータル管理者が役割の作成や変更を行うことができます。

このトピックでは次の内容について説明します。

新規役割
役割メンバー

機能

ユーザー プロパティ

グローバル フィルタ

次のような設定を行ってから [終了] をクリックします。

新規役割

新しい役割の名前を入力するか、もしくは、既存の役割の名前を変更します。

役割メンバー

以下のいずれかを実行します。

機能

設定

説明

ユーザー詳細レポートをエクスポート

レポートからユーザー レベルのデータをエクスポートする機能を役割に許可するには、このチェックボックスを選択します。 ユーザー レベルのデータは、Microsoft Excel で利用できる .xls ファイルにエクスポートされます。 このチェックボックスは、デフォルトでは選択されていません。 ユーザー レベルのデータのエクスポートは、どのレポートでも可能なわけではありません。

すべて / 上位 / 下位オプションの選択

すべて / 上位 / 下位表示オプションを使う機能を役割に許可するには、このチェックボックスを選択します。 この表示オプションを含むレポートは、概要メトリクス - ページ、コミュニティ メトリクス - トラフィック、コミュニティ メトリクス - 応答時間、ポートレット メトリクス - 使用率、ポートレット メトリクス - 表示、ポートレット メトリクス - 応答時間、その他のメトリクス - ドキュメント、その他のメトリクス - プロジェクト、および、その他のメトリクス - コンテンツ アイテムです。

すべて / 上位 / 下位オプションを選択する機能を許可されな役割は、特定のコミュニティないしプロジェクトを選択する必要があります。利用できるオプションはレポートによって異なります。 このチェックボックスは、デフォルトでは選択されていません。

アプリケーション書き込み

役割を追加、変更、削除する機能を役割に許可するには、このチェックボックスを選択します。

ポータル ドキュメント関連データの表示

その他のメトリクス - ドキュメント レポートや、その他のメトリクス - 検索レポートの中のドキュメントの詳細を表示する機能を役割に許可するには、このチェックボックスを選択します。 このチェックボックスは、デフォルトでは選択されていません。

ユーザー プロパティ

各レポートの [グループ条件] や [フィルタ条件] のところに表示される、ユーザー プロパティ ドロップダウン リストにポータル ユーザー プロパティを追加・削除するには、該当するプロパティの隣にあるボックスを選択ないし選択解除します。 [すべて選択][すべてクリア] を選択して、時間を節約することもできます。

注意: 新たに Analytics をインストールした際には、役割にユーザー プロパティを割り当てる前に、ユーザー プロパティ同期ジョブを実行する必要があります。 ユーザー プロパティ同期ジョブはAdmin Objects ディレクトリの中の、Analytics サブフォルダ内の Analytics Jobs フォルダの中にあります。

グローバル フィルタ

グローバル フィルタを使用すると、レポートに含めるイベントを制限できます。 たとえば、レポートから会社役員のユーザー アカウントを除外するフィルタを作成すれば、役員のポータル アクティビティを他のユーザーに見られないようにできます。 複数のフィルタをフィルタ セットとしてグループ化できます。フィルタ セットの適用において、そのなかの一部のフィルタだけを条件としたり、あるいは全部を条件としたりすることができます。 Analytics コンソールまたは Analytics ポートレットでユーザーがレポートを見るときは、そのユーザーに割り当てられているすべての役割に適用されているすべてのフィルタ セットによって、結果が制限されます。

新しいグローバル フィルタ セットを作成するには:

  1. 新しいフィルタ セットを作成するには [追加] ボタンをクリックします。
  2. フィルタ セット エディタで、フィルタ セットを適用するイベント タイプを選択します。 このフィルタ セットをすべてのイベントに適用するには、[すべてのイベント] を選択します。
  3. [次へ] をクリックします。
  4. (オプション) [フィルタ セット名] ボックスにフィルタ セットの名前を入力します。 フィルタ セットに名前を指定しなかった場合は、Analytics がそのフィルタ セット内のフィルタに基づいて適当な名前を設定します。
  5. レポートからイベントを除外したい場合、フィルタ セット内のすべてのフィルタがそのイベントに対して真である場合にのみ、[すべて] を選択します。 レポートからイベントを除外したい場合、フィルタ セット内の任意のフィルタがそのイベントに対して真である場合は、[任意] を選択します。
  6. フィルタを作成するには:
    1. フィルタの対象となるディメンションを選択します。 使用できるディメンションは、前のページで選択したイベントのタイプに依存します。
    2. フィルタの対象となるディメンションのプロパティを選択します。
    3. フィルタの比較演算子を選択します。
    4. フィルタする値を指定します。
    5. [追加] ボタンをクリックして、新しいフィルタをフィルタ セットに追加します。
  7. 上記の手順を繰り返して、必要な数のフィルタ セットを作成します。
  8. フィルタ セットからフィルタを削除するには、そのフィルタを選択し、[削除] をクリックします。
  9. フィルタ セットの設定が完了したら、[保存] をクリックします。 役割エディタに戻ります。

関連トピック:

ヘルプ トピックに関連したページを表示するには:

    1. [管理] をクリックします。
    2. [ユーティリティの選択] ドロップダウン リストから、[Analytics Administration] をクリックします。
    3. 左側の [オブジェクト設定の編集] の下の、[セキュリティ設定]をクリックします。
    4. 以下のいずれかを実行します。